2012/09/28

ベルリン旅行記③(ホテル・ボゴタ)


 
今回滞在したホテル・ボゴタ

インターネットのホームページで
ホテルの写真や説明を読み
「絶対ここに泊まりたい!」と思いました。

私が描く古いベルリンのイメージ。
少し退廃的なアートの香りに、床のきしむ音、
高い天井と窓、中庭。
そして手動式の古いエレベーター。

でも決して暗くはなくチャーミング。
温かく優しい居心地のある雰囲気。
そんなホテルです。
 
1910年代にアパートだったところが
70年代よりホテルとして使われています。
その間、ここはドイツの女性写真家YVAのアトリエで
あのヘルムート・ニュートンがアシスタントとして滞在。
 
ナチスの機関として使われた事もあったそうです。
 
ロビーにはファッション雑誌で
モデルがこのホテルでポーズをとる
写真が飾られていました。
最新のものではキーラ・ナイトレイのもありました。
こちらをクリック

YVAのアトリエだった階段。
写真がたくさん飾られています。
 
各部屋につながっています。
 
若い時のヘルムート・ニュートン。
近所にはヘルムート・ニュートン写真館があります。
 
一歩入るとそこは映画のセットのよう。
決してシャンデリアが輝く豪華絢爛のホテルではありません。
1940年代の映画などが好きな方にはたまらないでしょう!

キーラもここでポーズをとっていました。
ベニー・グッドマンも演奏したところだとか。
 

エレベータも手動ドアであけるタイプ。

 
階ごとにインテリアもカーペットも違うし
お部屋も一つ一つ違うそうです。
いたるところに写真や絵画、現代アートもあり、
「アートのワンダーランド」的でもあります。

フロントのスタッフもとっても
あたたかく迎えてくれ安心感があります。

重い鍵を回して私の部屋のドアを開けたとき
思わず叫んでしまいました。

「ここに住みたい!!」

かなり重い部屋の鍵
 
泊まった部屋。
おちゃめな絵が迎えてくれました。
 
開けっ放しの大きな窓からは
心地よい風が入ってきました。

部屋についてすぐカーテンを開けると・・・!
 
一生忘れられないベルリンの青い夜空。
 
夜の青い空と白い窓が
なんとも美しく
この瞬間に
ベルリンに来てよかった~と思ったのでした。
 
ホテルのポストカードのセンスが素敵。
それぞれのお部屋に泊まってみたい。
朝ごはん。パン3種にハムとチーズ。シリアルやフルーツと野菜。
ごくシンプルですが美味しい!
特にパンが美味しくて毎朝3回以上はおかわりしてました。
あつあつの美味しいコーヒーをポットで運んでくれます。
 

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